家族間の等級の引継ぎについて

自動車保険では「等級」が大きくなるほど、割引率がアップして保険料が割安になります。
大きくなった等級は家族間で引き継ぎができるので、ぜひ活用しましょう。
家族間での等級引き継ぎのメリットと方法、注意点を解説していきます。

家族同士の等級継承とは?

家族同士の等級継承とは?通常、6等級からスタートする自動車保険。
1年間無事故で過ごせば1等級アップし、最大20等級となります。
20等級ともなれば割引率は63%にもなり、保険料をかなり抑えることができるのです。
つまり無事故のベテランドライバーほど、保険料が安くなるわけです。
これに対して、若い方が免許を取得した場合、基本は6等級からのスタートなので割引率は19%です(一般的な保険会社の場合)。
また年齢条件も必然的に「全年齢補償」「21才以上補償」など若い年齢条件になってしまうため、保険料はどうしても高くなってしまいます。
こんな時、親御さんの等級を若いお子さんが引き継ぎ、親御さんが新規で保険に加入すれば保険料がトータルでお得になります。

保険料にこれだけ差がでます!

では等級を引き継ぐことでどのような効果をもたらすのか、具体的な見積もり例で見てみましょう。
下記の表は52歳の男性(親)と、20歳の女性(子供)の見積もり例です。細かい諸条件は割愛しましたが、下記の補償内容は同一のままで等級を変更しただけで、かなりの差が生じました。
子供がそのまま保険に加入した場合、保険料は14万円を越えてしまい、かなり高い結果になっています。
これに対して、親の20等級を引き継いだ場合は半額以下! 親の保険料は倍近くアップしてしまいましたが、それでもトータルで比較すれば7万5千円も安く抑えることができました。
なお親の等級は20等級までいかなくても、7等級以上から安くなる結果が出ています。
ただし、このような効果が実現できるのは親の車の年齢条件が26歳以上補償であることが条件となっています。
子どもの免許取得に伴って、親の車の年齢条件を引き下げるようなケースでは必ずしも同じような効果はあるとは限りませんので、ご注意ください。
家族間の等級継承による保険料の比較

等級継承は「同居」が絶対の条件

家族間等級継承
子供が免許を取って車を買ったという場合はもちろん、ご自身の車を廃車にするというケースでも等級を家族に引き継ぐことが可能です。
しかし一口に家族といっても、別居の子供や親せきが継承することはできません。
一般的な保険会社では引き継げる家族を左図のように限定しています。
また、同居していたお子さんが別居した後に等級継承をしようとしても不可です。これは保険の名義変更も同様です。せっかくの等級がムダにならないよう、早めに保険会社に連絡しておきましょう。

保険の掛け替えはカンタン

コスト面で大きなメリットを生む等級の引き継ぎですが、やや手間がかかりそうに感じます。
しかし実際には以下のような流れとなります。
保険会社に連絡後は、必要書類を用意するだけで、特に難しい点は無いようです。
子供が新車を購入した場合
なお、④で新規に加入する車ですが、もともとの等級が11等級以上で諸条件を満たせば、セカンドカー割引という制度が使えます。通常6等級からのスタートですが7等級からスタートできる可能性もあるので、保険会社に問い合わせることをお忘れなく。

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