走行距離の特約・割引について

「保険料は走る分だけ」といった自動車保険の広告を目にする機会があります。
契約した車両の「年間走行距離」によって保険料を計算する仕組を指しています。
具体的にどのように計算されて、保険料に反映されるのか? 
またどのような人にとってメリットがあるのでしょうか?

年間走行距離は誰が決めるの?

2015年4月時点で、いくつかの保険会社が「年間走行距離」による保険料の計算を行っています。
そのほとんどが、事前に本人が「予想年間走行距離を申告する」内容に基づくものです。
申告した走行距離が短いほど、事故のリスクが減少するため、保険料が安くなるメリットがあります。
これに対して、長い距離を走る人はリスクが高いので保険料もアップします。
この走行距離の区分は保険会社により様々なタイプで分かれてきます。

走行距離の申告を誤ったら?

走行距離の申告を誤ったら?保険会社により走行距離区分は細かく分かれていますが、これらは、前述した通り、この先1年間かけて運転するであろう予想の距離です。
当然ながら「電車通勤から車通勤に変えた」「今年だけ車で旅行した」といったケースも出てくるもの。
申告通りの走行距離で収まるのはなかなか難しいのではないでしょうか。
では5,000kmと申告していたのに、10,000kmを超えてしまった場合はどうなるのでしょう? 
もしも事故を起こしてしまうと、重過失と認められた場合は保険金が受け取れない可能性もあります。
また事故がなくても、契約継続時にオドメーターの数値が確認され、著しく走行距離に差がある場合は追加で保険料を支払う可能性もあります。
万全の補償を受けるため、走行距離が少しでも上回ったら保険会社へ連絡しましょう。
またソニー損保では走行距離が上回っても追加保険料なし、下回ったら保険料割引といったサービスを実施しています(いずれも翌年契約など条件あり)。
このようなサービスを使えばロスなく保険契約ができます。

実際に走った分だけ保険料を支払う会社も

実際に走った分だけ保険料を支払う会社もここまで紹介したように、年間走行距離とは言っても、「3,000km以上6,000km未満」という具合に距離に幅があるタイプがほとんどです。
しかし、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社では実走行距離連動型自動車保険「PAYD(ペイド)」を平成16年から発売しています。
これは契約者が実際に走行した距離を、カーナビ(トヨタ G-BOOK)を介して保険会社に連絡。走行距離に応じた保険料を支払うという合理的なシステムです。
また、2015年4月からはトヨタのテレマティクス技術と連動した新商品「つながる自動車保険」を発売。
搭載されたカーナビが収集した情報を基に、実際の走行距離を保険料に反映させる「走行距離連動型」のテレマティクス保険です。
毎月基本的な保険料はかかるものの、それ以外は走行距離に完全に準じるのが特徴。
もしもまったく乗らない月があれば、その分保険料は安くなります。また誤った走行距離の申告がなくなるので、万一の場合も安心です。
普段はほとんど使わないが、年に1~2度遠出する方には最適かもしれません。

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